「伊豆クレイル」きょう3日予約開始 料理メニュー公開

 JR東日本横浜支社は3日午後2時から、小田原−伊豆急下田間で7月に運行開始するリゾート列車「伊豆クレイル」の旅行商品としての予約を開始すると発表した。海山の自然豊かな伊豆地方の食材をふんだんに取り入れたセットメニューが車内で楽しめる同列車。1日には、車内で提供される夏季の料理が報道関係者に公開された。

 料理は東京・目黒のフレンチレストラン「モルソー」でオーナーシェフを務める秋元さくらさんが監修。ボックス入りで提供される。

 下りのランチは、伊豆沖で捕れた白身魚を使った料理や、ニューサマーオレンジを使ったデザートなど10種類のメニューがセットになった。上りのアフタヌーンカフェセットは、サンドイッチやキッシュなどに加え、静岡県産抹茶のシュークリームなど3種類のデザートが添えられている。

 秋元さんは、同列車のメインターゲットが20〜40代の女性であることを踏まえ「華やかで心躍る表現に気持ちを込めた」。

 JR東の平野邦彦横浜支社長は、小田原駅構内に同列車利用者専用のラウンジを設置すると発表。さらに、都内や県央方面からの利用者獲得に向け、小田急ロマンスカーとの接続に配慮した旅行商品の検討を進めていることを明らかにした。

 旅行商品の予約は、びゅう予約センター電話03(3843)2001。

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