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安芸高田市の石丸市長が「恫喝を受けた」とした市議会議員が損害賠償を求めた裁判で、広島地裁は「恫喝はなかった」として市に33万円の支払いを命じました。
この裁判は3年前、石丸伸二市長がSNSで山根温子市議から「恫喝された」と主張したことに対し、山根市議が「名誉を傷つけられ、精神的な苦痛を受けた」などとして、石丸市長に500万円などの損害賠償を求めたものです。
広島地裁の光岡弘志裁判長は恫喝ととれる発言はなかったとし、市長側に慰謝料など33万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
判決を受けて石丸市長は「議会を敵に回すと政策が通らなくなりますよ」の言葉どおりの動きになっている。その事実を公に示すことができた。よって、当初の目的は完遂したと評価している」とコメントしました。
(2023年12月26日)