ナポリのジエリニスキ、来夏にインテル移籍が濃厚か 契約更新は停滞気味

写真:ナポリの中盤を支えるジエリニスキ

ポーランド代表のMFピョートル・ジエリニスキはナポリと契約延長をせず、今シーズン終了後に8年間過ごした同クラブと別れを告げることになりそうだ。

現在29歳のジエリニスキは、2012年にウディネーゼでトップチームデビューを果たす。2014年にはエンポリへ2年間のレンタル移籍をし、武者修行を経験。エンポリで過ごした2シーズンで公式戦66試合に出場し、大きく成長すると、2016年に現在所属するナポリへステップアップを果たす。ナポリでは公式戦通算351試合に出場し50ゴール46アシストを記録しており、セリエAでも屈指のインサイドハーフとして名をはせている。

イタリアメディア『Calciomercato.com』によると、インテルはジエリニスキを4年契約で獲得間近だという。インテルのジュゼッペ・マロッタCEOとピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)から獲得候補の上位に挙げられていた。同メディアはユヴェントスもジエリニスキの獲得に動いていると報じているが、現時点ではインテルがポールポジションに立っているようだ。

同メディアはジエリニスキの獲得に成功した場合、インテルから離れる可能性のある選手も挙げている。いずれも出場機会に恵まれていない、ステファノ・センシ、デイヴィ・クラーセン、ルシアン・アグメが放出候補になっているという。

ナポリ陣営はジエリニスキとの契約延長を望んでいるようで、ナポリのマウロ・メルーゾSDは以下のように語っている。

「我々は1人の選手だけに依存しているわけではない。ピョートルは残留の願望を表明している。我々はまだ交渉を続けており、今後数週間で何かが起こるだろう」

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