だるま行列、新年心待ち 津幡・倶利迦羅不動寺

「心だるま」に目を入れる僧侶=津幡町竹橋の真言宗倶利迦羅不動寺西之坊鳳凰殿

  ●多くの人に幸せを

 津幡町竹橋の真言宗倶利迦羅不動寺西之坊鳳凰殿(にしのぼうほうおうでん)で26日までに、正月の縁起物「心だるま」の目入れが行われた。多くの人に幸せが訪れるよう願いを込めて、僧侶が墨で左目を書き入れた。

 だるまには新年の心掛けを1年間忘れないよう腹部に金字で「心」と書かれている。高さは30センチ、18センチ、12センチの大中小3種類あり、年内に計千体を用意する。

 元日から山頂本堂と鳳凰殿でそれぞれ大は5千円、中は3千円、小は千円で五十嵐光峯(こうほう)住職の言葉を添えて販売する。倶利迦羅不動寺の初詣は1~5日で、三が日で約7万人の参拝者を見込む。

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