きょう27日(水)は、日本海側は雲が多く、北陸や東北では昼前まで雪や雨が降る見込み。北海道は風が強く、ふぶく所もあるが、午後は次第に、雪の範囲が狭まってきそうだ。太平洋側は広く晴れて、日差しが暖かく、大掃除など年末年始に向けての作業もはかどる見込み。

雪や強風は午前が中心　午後は雪・雨の範囲縮小へ

　一時的に、冬型の気圧配置となっているが、午後は西から高気圧に覆われて、冬型は次第に緩む見込み。このため、日本海側の北陸、東北の雪や雨は、朝のうちに止む所が多く、強い風も次第に弱まりそうだ。
　北海道は、風の強い状態が続き、ふぶいて見通しの悪くなる所もあるため、引き続き、交通障害などに注意が必要となる。午後は次第に雪の範囲は狭まってきそうだ。

日差し暖か　年末年始の作業もはかどりそう

　太平洋側は、広く晴れて空気の乾燥が続く見込み。雲の広がる所でも、雨が降ることはないため、引き続き、火の取り扱いに注意が必要だ。
　関東から西日本では、最高気温が、きのうと同じか高く、13℃前後、西日本では15℃前後まで上がる所もあり、日差しが暖かく感じられる見込み。昼間は、窓ふきなどの大掃除、洗車など、水を使うような作業もはかどりそうだ。
　北陸や北日本は、午前中を中心に風が冷たく、風を通さない服装で防寒対策が必要となる。

（気象予報士・海老原美代子）