【10~20代の海外旅行事情】2023年圧倒的人気だった国TOP5!

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コロナ禍が明け、やっと気兼ねなく海外旅行ができる!ということで、2023年は、海外旅行への需要が急激に高まった1年でした。

政府は、新型コロナウイルスの影響による入国制限などの水際対策を4月29日に終了し、ゴールデンウィークや夏休みといった長期休暇を海外で楽しむ人が戻ってきました。

みなさんの周りでも「海外旅行に行ってきた!」という声もちらほら聞こえてくるようになってきたのではないでしょうか?

今回は、ユーザーの約6割がU29世代(10~20代)という海外旅行予約アプリ『NEWT(ニュート)』で、この1年間、みなさんが、実際どんなエリアに行っているのかをランキング形式でお届けします。

【画像】2023年10-20代に人気だった旅行先TOP5

あたらしい旅のトレンドも見えてくるランキングになっています!

10~20代が2023年に行った海外旅行ランキング

第5位:セブ

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5位にランクインしたのは、東南アジアのリゾート地として人気なセブ島。

物価も比較的安いので、コスパ良くリゾートステイを体験することができます。また、ゆったりとしたヴィラ仕様の宿泊施設で過ごす「ご褒美旅」を満喫する人も多いですね。

セブは日本からの直行便があり、時差も1時間。年間通して半袖で過ごせる気候なので、行きやすく過ごしやすいのも嬉しいポイントです。

第4位:台北

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日本から2〜4時間と行きやすく、弾丸旅や週末旅行でも行きやすい台北が4位にランクイン。

台北は台湾の中でも観光の拠点となるエリアであり、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の舞台と言われている九份や、グルメやショッピングが楽しめる士林夜市もあります。台湾には親日家も多いため、海外旅行がはじめての方でも行きやすいのも人気の秘訣です。

昨年はランキング圏外の台湾でしたが、今年の2月より水際措置が撤廃されたことで渡航者が大幅に増えました。

第3位:バンコク

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第3位は、タイ・バンコク。昨年の2位に引き続き、まだまだ人気があるエリアです。

タイは円安や物価上昇率、燃油高などの影響も比較的少ないので、コスパ良く海外旅行が楽しめます。日本から飛行機で約6時間で東南アジアの雰囲気や文化を感じられるので、気軽に異文化を味わいたい人にはぴったり。

バンコクは三大寺院をはじめとする観光地やタイ料理、マッサージ、市場など楽しめる要素もたくさんありますよ。

第2位:ホノルル

ホノルル photo by shutterstock

昔から日本人から根強い人気を誇る、ホノルル。円高による費用の高騰などもありましたが、「リゾート地に行くなら、やっぱりハワイ!」という層も多く、堂々の2位に。

ハワイは早くから入国緩和を進めていたこともあり、コロナ禍前のようなリゾートステイをいち早く楽しめたという点も人気の要因でしょう。

渡航者はホノルルで美しいビーチを眺めたり、ショッピングやマリンアクティビティを満喫したりしつつ、食事はレストランではなくスーパーを利用するなどの工夫をしながら、リゾートステイを楽しんでいました。

第1位:ソウル

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U29世代に人気の国ランキング、堂々の1位は韓国・ソウル!

ソウルは東京から約2時間半と気軽に行ける距離であることと、LCCを利用することでツアー価格3万円以下(燃油サーチャージ込)も実現するコスパの良さが最大の魅力。「コロナ明けの海外旅行は、まず近場の韓国で」と考える方も多いように見られました。

さらに、K-POPファンなどの推し活を目的とした「推し旅」や、美容体験を目的として「ご自愛旅」など、アフターコロナの新たなトレンドを生みました。

海外旅行予約アプリ『NEWT』でも、釜山ワンアジアフェス(BOF)やロッテコンなどのチケットつきプランや、Z世代に向けた「#推し旅プラン」などが、注目を集めています。

「明確な目的をもった旅」がU29世代のトレンドに

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各国の入国規制が緩和され、海外旅行の需要が急増した2023年。昨年に引き続き韓国が爆発的な人気を誇っています。「推し旅」や「ご自愛旅」など、明確な目的を持って旅立つ方が多いのも特徴です。

そして、2023年は「コスパを重視した旅」と「ご褒美旅」の旅の二極化も見て取れた年でした。

長引く円安で海外旅行の費用が高騰する中、気軽にコスパ良く訪れることができる韓国が圧倒的な人気を集めた一方で、久しぶりの海外旅行なので、少しラグジュアリーなホテルに宿泊しようといった「ご褒美旅」にも人気が集まりました。

こちらも、「自分にご褒美を」というU29世代の明確な目的が見てとれる結果なのかもしれません。

ぜひ2024年の海外旅行の参考にしてくださいね。

参照:NEWT Award 2023

(mimot.(ミモット)/ NEWT)

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