お笑いコンビ・ハリセンボンが年内で吉本興業を退社 ベッキーら所属の芸能事務所にコンビで移籍

吉本興業は27日、所属するお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜(40)と箕輪はるか(43)が12月いっぱいで退社することを発表した。ハリセンボンも同日、自身の公式X(旧ツイッター)で発表。1月1日付でタレントのベッキーや俳優の森カンナらが所属する芸能事務所・GATE株式会社に移籍し、これまで通りにハリセンボンとして活動する。

吉本興業は公式サイトで「双方合意の上、2023年12月31日(日)をもって、所属事務所を移籍することとなりました」と報告。「当社としましては、新しい環境での活躍を応援してまいる所存です。ファンの皆様、関係各位におかれましては、引き続き2人にご支援を賜りますようお願い申し上げます」と記した。

ハリセンボンの公式Xで近藤は「今まで私がエージェント契約、はるかがマネジメント契約という異なる契約形態で、この3年間活動してきましたが、来年芸歴20年という節目もあり、足並みを揃えようと二人で話し合い、決めました」と説明。「今回のことで、吉本興業の方々も頑張れ!と背中を押してくださいました」と吉本への感謝を伝え、「引き続き、ハリセンボンをよろしくお願い申し上げます」とつづった。

箕輪も「皆さまに楽しんでいただける芸人でいるために、2人の歩調を合わせることが大事ではないかと思うようになりました。そして時間をかけて結論を出し、吉本の方々にもご理解と励ましのお言葉をいだきました」と明かした。「育ててくださった社員の皆さん、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を記し「ハリセンボンのこれまでにない大チャレンジとなりますが、これからも変わらず応援してくださる方が一人でも多くいてくだされば嬉しいです」とした。

ハリセンボンはNSC東京校9期の同期生だった近藤と箕輪が2003年に結成し、04年にデビュー。07年のM-1グランプリでは決勝4位に入った。個人としてもテレビ、ラジオで活躍している。

(よろず~ニュース編集部)

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