米、紅海でミサイル撃墜 フーシ派が商船攻撃

対「イスラム国」空爆作戦に参加する米海軍のF18戦闘機=2014年10月(米空軍提供・AP=共同)

 【ワシントン、カイロ共同】米中央軍は26日、ミサイル駆逐艦とF18戦闘機が紅海南方でミサイルや無人機を撃墜したと明らかにした。イエメンの親イラン武装組織フーシ派が発射したとしている。船舶の被害やけが人は報告されていない。フーシ派も26日、紅海で商船「MSCユナイテッド」に対してミサイルを発射したとする声明を発表した。

 フーシ派は敵視するイスラエルに関連する船舶への攻撃を続けている。米政府は今月、商船保護のため多国籍部隊を発足させていた。

 フーシ派はイスラエル南部エイラートなどで無人機を使った軍事作戦を行ったとも主張した。商船とイスラエルの関連は不明。

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