沼津が横浜FMのFW津久井匠海を完全移籍で獲得、今季は期限付き移籍でプレー「必ずJ2昇格しましょう!」

沼津へ完全移籍する津久井匠海[写真:©︎J.LEAGUE]

アスルクラロ沼津は27日、横浜F・マリノスから期限付き移籍で加入しているFW津久井匠海(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。

津久井は横浜FMの下部組織出身で、ユースから2020年7月にトップチーム昇格。2021年、2022年はラインメール青森、2023年は沼津へと期限付き移籍していた。

横浜FMでの出番はないまま退団に。今季の沼津では、明治安田生命J3リーグで29試合に出場し2得点を記録していた。

完全移籍へと切り替わった津久井は両クラブを通じてコメントしている。

◆アスルクラロ沼津
「アスルクラロ沼津に関わるすべての皆様、2023シーズン多大なるご支援、ご声援本当にありがとうございました。来シーズンは沼津に完全移籍をし、戦うこととなりました」

「僕はこの一年間を過ごして、沼津の街が大好きになりました。この地で皆さんと共に結束して戦える事を誇りに思います」

「そして、プロ4年目となる来シーズンは個人としてもより数字にこだわり、結果を出し続けていくという強い覚悟があります。その為に日々のトレーニングから妥協せず取り組んでいく事を約束します」

「個人としてもチームとしても笑って終われるシーズンにできるよう全力を尽くしていきます。必ずJ2昇格しましょう!」

◆横浜F・マリノス
「このたび、アスルクラロ沼津に完全移籍することになりました。3年半前、この横浜F・マリノスという偉大なクラブで僕はプロキャリアをスタートしました。このことは僕の一生の誇りです。憧れていたあのトリコロールのユニフォームを着て皆さまの前でピッチに立てなかったことはとても悔しく心残りです」

「しかし、僕のサッカー人生は終わったわけではなく、まだまだ始まったばかりです!下を向いている暇はありません。F・マリノスのファン・サポーターの皆さんとまた再会できるように、より一層覚悟を持ってプロ生活を歩んでいきます。僕のことを遠くからでも見守っていただけるとうれしいです。3年半ありがとうございました!」

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