「アジアカップに行くのが残念」クロップ監督が不在になる遠藤航を残念がる…ただ好パフォーマンス続ける姿には「とても満足している」

クロップ監督も高く評価している遠藤航[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、日本代表MF遠藤航のパフォーマンスを称えた。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】絶妙なコースを狙った遠藤航のミドルシュートはファインセーブに…

26日、プレミアリーグ第19節でリバプールはアウェイでバーンリーと対戦。遠藤はこの試合も先発フル出場を果たすと、高いパフォーマンスを継続した。

守備面はもちろんのこと、40分にはボックス手前で横パスを受けると、左足でコースを狙ったミドルシュートを放つが、GKのファインセーブに阻まれてしまう。

すると0-1で迎えた87分には自陣でビルドアップをする際にパスミス。ヤコブ・ブルーン・ラーセンにカットされ、そのまま持ち込まれてシュートを放たれるがなんとかこれはゴールにならずに済んだ。

危うくチームの勝ち点逸につながってしまうところだったが、90分に2点目の起点に。ハーフウェイライン付近でルーズボールとなったところを猛然とプレスをかけて先にボールに触ると、そのカウンターから最後はジオゴ・ジョタが角度のないところから決め切りダメ押し。0-2で勝利を収めた。

ミスもあった中で、試合を重ねるごとにパフォーマンスを上げている遠藤。批判的なコメントや評価が続いていた中で、自身のプレーで評価を取り戻している状況だ。

クロップ監督もチームの窮地を救ってきた遠藤を称賛。今のパフォーマンスに満足感を示しつつ、1月にはアジアカップで最大1カ月離脱することを残念がった。

「私はこの試合が大好きだったと言わざるを得ない。彼が自分の足で見つけたのにも関わらず、アジアカップに行ってしまうのは少し残念だ。ただ、そういうものだから仕方ない」

「なんという男で、なんという選手で、とても重要だ。少なくとも1月は多かれ少なかれ、彼なしでプレーしなければならないが、ニューカッスル戦はまだここにいる。それから去っていくだろう」

「我々は別の選択肢を見つけなければならないし、そうする。でも、今のところ、私は彼のことを本当に幸せだと思っている」

「彼が自分の本当の良さを実際に示すまでには少し時間がかかったが、今ではそれが分かり、私はそれにとても満足している」

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