ケーキ破損原因特定できず 高島屋謝罪「責任は自社」

オンラインで販売したクリスマスケーキの一部が破損して届いた問題について記者会見し、厳しい表情を見せる高島屋の横山和久専務=27日午前、東京都中央区

 高島屋は27日、オンライン販売したクリスマスケーキの一部が破損して届いた問題について、「原因の特定は不可能」と結論付けた。東京都内で記者会見した横山和久専務は「多くの客の期待を裏切った。責任は自社にある」と謝罪した。

 問題があったのは「〈レ・サンス〉ストロベリーフリルショートケーキ」(5400円)。全国向けに約2900個を販売した。26日午後8時までに、807件の破損を確認した。これまでに購入客から被害の申し出など問い合わせが1200件以上寄せられているという。

 横山氏は「今後、管理体制の改善に向け、取引先との関係を強化し、再発防止につなげていく」と述べた。

オンラインで販売したクリスマスケーキの一部が破損して届いた問題について、記者会見で謝罪する高島屋の横山和久専務=27日午前、東京都中央区
高島屋が販売した「〈レ・サンス〉ストロベリーフリルショートケーキ」

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