横浜FMが東京VのJ1昇格に貢献したDF加藤蓮を完全移籍で獲得「全てのタイトルを取るべきチーム」

来季はライバルとなる加藤蓮[写真:©超ワールドサッカー]

横浜F・マリノスは27日、東京ヴェルディのDF加藤蓮(23)を完全移籍で獲得することを発表した。

加藤は北海道コンサドーレ札幌の下部組織育ちで、U-12からU-18まで所属。明治大学へと進学すると、2022年に東京Vに加入した。

プロ1年目は明治安田生命J2リーグで30試合に出場し3得点、天皇杯で1試合に出場。今シーズンはJ2で39試合に出場し2得点を記録。チームの16年ぶりのJ1昇格に貢献した。

左サイドバックやサイドハーフでプレー可能。左利きのスペシャリストがチームに加わることとなる。

開幕戦でいきなり古巣との対戦の可能性もある加藤は、両クラブを通じてコメントしている。

◆横浜F・マリノス
「横浜F・マリノスに加入することになりました、加藤蓮です。マリノスは全てのタイトルを取るべきチームだと思っています。そのために自分の持っている力を最大限出し尽くし、多くの勝利をファン・サポーターに届けられるように全力で戦います。よろしくお願いします」

◆東京ヴェルディ
「東京ヴェルディに関わる全てのみなさま、いつも多大なるサポート、熱い応援本当にありがとうございました。このたび横浜F・マリノスに移籍することを決断いたしました」

「東京ヴェルディという素晴らしいクラブでサッカーだけでなく人としても成長することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。このクラブでプロとしてのキャリアをスタートできたこと、緑のユニフォームを着て闘えたこと、そしてヴェルディファミリー全員でJ1に上がれたことは僕の誇りであり一生の宝物です」

「2024シーズンから横浜F・マリノスの選手となりますが、これからも応援していただけるように新たなチームで貪欲にチャレンジしていきます」

「J1の舞台でヴェルディと戦えるのを楽しみにしていると同時に、今後厳しい競争があると思いますが、結果を出していけるよう精進して参ります。2年間本当にありがとうございました。」

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