侍JAPAN監督/井端弘和が教える少年野球の打順を考える時に知っておくべき重要な2つのこととは!?【少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」】

打つ

野球では打撃が一番楽しい。野球は団体競技ですが、打者と投手の1対1の個人勝負でもあります。安打や本塁打は、記憶にも記録にも残ります。「打率3割を打てば一流」と言われますが、それをもっと高める方法を伝授しましょう。※本書では、右利きを基本に表現してあります。左利きの選手は、逆に考えてください。

打順を考える

1回表裏で20分を要すると仮定すると、試合が80分制の場合、4回表裏終了時で制限時間になる。安打や四球が出なければ、2巡目は3番打者までしか打順が回らない。少年野球の低学年チームでは、好打者は4番に置かなくても、1番から順に並べるくらいでもいい。

少年野球では、投手の「立ち上がり」が特に不安定なため、試合前の先攻後攻の選択は、「1回表」の攻撃が得点の可能性は高く、試合展開は絶対的に有利に運ぶ。

【出典】『少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」』 著:井端弘和

【書誌情報】
『少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」』
著:井端弘和

侍JAPANの日本代表監督、井端弘和氏が指導する少年野球の基本的プレー解説書。野球の根幹になる「打つ」「走る」「投げる」「守る」の4つのプレーに関して、初級・中級・上級の難易度別にステップアップできるよう写真とイラストで丁寧に解説します。世界を代表する選手も、日本の部活でプレーする選手も、この4つの基本に関して特別違うことをするわけではありません。確実にプレーを習得しステップアップしていくことで、世界レベルの基本に迫れます。「教えて井端さん」の野球コラムも章ごとに掲載。少年野球をプレーする生徒、指導者にとって、基本を見直したり、知ってるようで知らなかったプレーを見直す、必読の一冊です。

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