元日に年賀状を届けるための作業が、ピークを迎えている。県内で最も多くの郵便物を扱う山形市の山形南郵便局で26日、区分機や手作業による仕分けが進められた。
同郵便局は例年並みの約32万通を引き受けた。加えて、県内ほぼ全ての年賀状が仕分けのために集まる。郵便番号や住所を識別し、1時間で約5万通を処理できる区分機が5台あり、このうち4台を年賀状専用にしてフル稼働する。アルバイトは約80人を雇用している。
区分機で仕分けされた年賀状が配達順になっているか、最後に配達員が手作業で一枚一枚を確認している。第1集配営業部の結城佑月さん(23)は「特別なぬくもりがある年賀状を大切に届けたい」と話した。