本田真凜 全日本最下位で囁かれる引退…気になる“就職先候補”にタレント、アナウンサーの道も

(写真:時事通信)

《全ての全日本が自分にとって特別でしたが、今回はより特別な全日本選手権になると思っています。出場すると決めた以上、どんな内容であっても最後まで心を込めて自分らしく滑り切ります》

12月21日、Instagramでフィギュアスケート全日本選手権」への意気込みをこう綴ったのは、本田真凜(22)。本田は9年連続で全日本選手権に出場し続けており、大学生としてはラストイヤーだったのだが……。

今大会に向けた練習中に右骨盤を負傷した影響もあって、思うような演技ができず、22日に行われたショートプログラムは44.42点で最下位に。翌日のフリーに進むすら叶わなかった。

演技後の取材で、今後の去就について聞かれた本田は「今お答えできることは今の時点ではない」と明言を避けた。しかし「今は競技者だけど、全く点数にとらわれずにのびのび滑っている自分も好き。いろんなことを氷に乗って練習したい」と、アスリート以外の進路にも含みを持たせていた。

また、あるスポーツ紙記者は全日本で本田が見せた“異変”を指摘する

「本田選手は演技終了後、感極まったのか手で顔を覆い、涙を見せていました。さらに、その際にしゃがんで手を下に伸ばしリンクに数秒触れるような仕草をしたんです。

まるでリンクとの別れを惜しんでいるようにも見えたファンも多く、“引退を考えているのでは”とささやく声も少なくありません」

2016年の世界ジュニア選手権で優勝を果たすも、シニアになってからは苦戦を強いられてきた本田。来年3月には大学を卒業するということもあり、競技人生を続行するか注目が集まっているが……。

日本スケート連盟の強化選手から外れた‘21年には、「自分の中では、大学生が終わるまでかなと思う」と大学卒業を転機とすることを示唆。“華麗な転身”の可能性も十分にあるようだ。

「真凜さんはもともと選手としてだけでなく、ビジュアル面でもファンが非常に多く、Instagramのフォロワーは126万人とアイドル的な人気があります。一時期、女優として活躍する妹の望結さん(19)と同じオスカープロモーションに所属していたこともありますし、競技生活を引退してもタレントとしてのオファーも引く手あまたでしょう。

また、アスリートとしての経験を生かしてキャスターとして活躍する道もあるでしょう。こちらもすでに、昨年6月に『みんなのスポーツ』(テレビ東京系)のマンスリーMCとしてのキャスターを務めた経験もあります。さすがに今大学4年生ということを考えると、民放キー局のアナウンサーになるという選択肢はないと思いますが、アナウンサー系の芸能事務所に所属しつつフリーのアナウンサーとして活動する可能性は十分にあるでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

果たして、本田の活躍の場はリンクか、それともーー。

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