【稲沢市】全国でも有数の出荷量を誇る特産品 「ぎんなん」収穫の音色 乃木坂46・佐藤楓の音集め旅

ぎんなんの収穫

ふと耳を傾けると、そこにはその町でしか聞くことのできない音色がある。愛知県出身、乃木坂46の佐藤楓が、その町でしか聞く事のできない「オンリー1の音色」をキーワードに音集めの旅に出かけます。

乃木坂46・佐藤楓

今回訪れたのは愛知県の西部に位置する稲沢市。織田信長の生誕地や1200以上の歴史を誇る天下の奇祭「国府宮はだか祭」でも知られる街で音集めです。

ギネスにも登録 世界一の広さを誇る「ボウリング場のメンテナンス」の音色

「稲沢グランドボウル」マシンのメンテナンス

「稲沢グランドボウル」は稲沢市で50年以上の歴史を持つ老舗ボウリング場。ワンフロアで長さ200mにわたって116レーンものレーンが並び、ギネスにも登録されている世界一広いボウリング場です。

「稲沢グランドボウル」では、専属のメカニックが常駐し不具合に対応。最も多い修理項目は、ピンを引き上げるためのベルトの交換。メカニックの1人である田中和正さんが手際よくベルトを交換していきます。

安全を確認してから再びスイッチを入れたらピンがぴたりとレーンに整列。1番ピンを狙って球を投げれば、ガツーンという音とともにピンがはじけ飛びます。

稲沢市で人気を集めるご当地グルメ「ハンバーグまぶし」の音色

ハンバーグまぶし

稲沢市で今人気を集めているご当地グルメがウナギではなく大きなハンバーグがのった「ハンバーグまぶし」。「肉色家さんのハンバーグ にくきゅうグリル」では、お客さんの7割が注文するほどの人気メニューとなっています。

高級黒毛和牛と黒豚を使ったハンバーグは、注文を受けてから1つずつ丁寧に成形。表面にパン粉をまぶし、鉄板で焼き目をつけてからオーブンでじっくりと焼き上げていきます。

稲沢市の新たなソウルフードにしたいと4年前に考案された「ハンバーグまぶし」は、多いときには200食以上も注文があるほどの人気メニューに。味を変えながら楽しめるのも人気の理由です。

全国でも有数の出荷量を誇る「ぎんなんの収穫」の音色

ぎんなんの収穫

稲沢市祖父江町は「ぎんなん」の産地として有名です。全国でも有数の出荷量を誇り、「祖父江ぎんなん」として親しまれています。

祖父江町では1900年頃から始まったぎんなんの栽培。毎年9月上旬から11月中旬にかけて収穫が行われます。ぎんなん農家の南谷功さんが、竹の先に金具が付いた専用の道具で、イチョウの木をゆすると熟したぎんなんがバラバラと地面に落下します。拾い集めたぎんなんを機械で皮を剥き。水でよく洗えば、秋ならでは味わいを楽しめるぎんなんとなります。

年間350万本以上も出荷 日本四大産地の一つにも数えられる「植木の出荷」の音色

植木の出荷

肥沃な土地と温和な気候に恵まれた稲沢市で盛んに行われているのが植木の栽培。稲沢市だけで年間350万本以上の植木・苗木が出荷されている日本有数の「植木の街」です。

「国分農園」でも約100種類の植木を栽培。枝の剪定は日々欠かせない仕事。出荷の際には根を傷つけないようスコップで慎重に掘り起こし、根元を袋に入れてしっかりと縛ります。

大きい植木だと出荷までに10年以上かかることも。毎日の地道な作業が街の発展を支えています。

とろけるほどに柔らかく滑らかな稲沢銘菓「羽二重餅」の音色

京菓子司 松屋長春の「羽二重餅」

「京菓子司 松屋長春」は稲沢市で80年以上にわたり愛され続けてきた和菓子店。店の看板商品である「羽二重餅」は、午前中に売り切れてしまうほどの人気商品です。

羽二重餅は「羽二重」という餅米で作ったお餅に、丹波産大納言のあんこを包みます。ふわふわに泡立てたメレンゲを餅に加えることで、とろけるほどに柔らかく滑らかな食感に仕上げられているのが特徴です。一度食べたらやみつきになるほどおいしい羽二重餅。1日500個ほど作っていても、すぐ売り切れてしまうのも納得です。

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