「いま本当に光線出てたよね?」谷垣健治アクション監督が語るドニー・イェンの凄さとは?『シャクラ』特別映像

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宇宙最強の異名を持ち、ハリウッドでも唯一無二の存在感をみせるドニー・イェンが製作・監督・主演を務め、盟友のアクション監督・谷垣健治(『るろうに剣心』)と共に挑んだ新たな武侠アクションの傑作『シャクラ』が、2024年1月5日(金)より公開。このたび、アクション監督・谷垣健治が本作の魅力やドニー・イェンの凄さ、そして“推し”のアクションシーンまで徹底解説する特別映像が解禁となった。

ドニー・イェンが挑むアクション映画の新境地

宋代の中国。丐幇(かいほう)の幇主・喬峯(ドニー・イェン)は誰からも慕われる英雄的な存在だった。だがある日、何者かに副幇の馬大元が殺害され、その犯人に仕立て上げられてしまう。しかも、自分が漢民族ではなく契丹人であるという出自まで明かされ丐幇を追放される。自らを陥れた人間を探し出し、さらに自身の出生の真実をつきとめるため喬峯は旅にでる。しかし、彼の行く手には更なる罠が仕掛けられていた。武林最強の技「降龍十八掌」を使い、襲い来る刺客たちをなぎ倒す喬峯。果たして彼は黒幕を突き止め復讐を果たすことが出来るのか!?

香港を代表する武侠小説家・金庸の長編小説『天龍八部』を壮大な世界観で描き出したのは、金庸の熱烈なファンであることを公言するドニー・イェン。監督・主演・プロデューサーと一人三役を務め、『天龍八部』の4人の武芸者のひとり、主人公・喬峯を「彼こそが真の武芸者」と語り、超絶武侠アクションの新境地に挑んだ。それを支えるアクション監督を務めたのが、ドニーの盟友であり、『るろうに剣心』(12)シリーズや、日本人として初めて台湾の金馬奨最優秀アクション監督賞(『邪不圧正』/18・未)を受賞するなど、世界的に活躍している谷垣健治だ。

アクション監督・谷垣健治が自ら徹底解説!

映像では、ドニー・イェンの凄さやアクションの見どころなど、本作で注目すべきポイントをアクション監督・谷垣健治が自ら徹底解説。

①『シャクラ』のアクションがすごい!

武侠小説が元になっている武侠映画である本作のポイントとして、谷垣健治アクション監督いわく「気功などスーパーパワーを使う人たちの話」でありながらも「中国のテレビドラマでよくあるような誰もがむやみやたらに動くようなアクションは僕らはやりたくない」と断言。その上で、「例えば『中国版MARVEL』みたいにできたらいいなと考えていた」といい、本作は「ドニーがリアリティを持ちながらも、スーパーヒーローになったらどうなるかを想像しながら観てもらうと面白い」

②『シャクラ』のドニーがすごい!

「中国の時代劇は、何やってもあり。バーン!とやったらいろんなものが吹っ飛ぶ、これが中国の武侠映画の醍醐味」という設定の中で、谷垣健治がドニー・イェンの凄さとして挙げたのが、“ドニーの説得力”。「ドニーがアクションをすると、本当にドニーの身体から発せられているように見える」と熱く語り、撮影現場でも「いま本当に光線出てたよね?」とみんなで話していたそう。CGを加えるのがもったいないくらい説得力あるドニー・イェンのアクションは必見。

③『シャクラ』のドニーはここが違う!

現代ものではない武侠映画であっても、ドニー・イェンが主人公との共通点を見出して、芝居のアプローチを始めるところにも凄さを感じたという。「物語冒頭で組織を追われ、無実の罪を晴らすため旅にでる」主人公の喬峯との共通点として、ドニーが一番に考えたのが、「スターとしてのドニー・イェン、実際のドニー・イェンが感じていること。いろんな誤解をされて言い立てられるけれど、そのことに対して言い訳はしない」ということだったという。そして「いろんなことを(ゴシップとして)書かれ、噂だけが一人歩きすることもあるけれど、自分は映画を通して表現すると思っている」そんなドニー・イェンだからこそ演じられる孤高のヒーロー像に注目だ。

そのほか、アクション監督・谷垣健治の“推し”アクションシーンについて身振りを交えながらの解説や、実は自らワンカットだけ出演しているという驚きの告白まで、本映像をみれば本作がさらに面白くなること間違いなし。

『シャクラ』は2024年1月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

ドニー・イェン主演『アイスマン 超空の戦士』『モンキー・マジック 孫悟空誕生』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2024年1月放送

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