湘南、栃木にレンタル中のFW根本凌が復帰、今年8月に左ヒザ前十字じん帯を断裂「リハビリに取り組んでいきたい」

湘南への復帰が発表されたFW根本凌[写真:©︎J.LEAGUE]

湘南ベルマーレは27日、栃木SCに育成型期限付き移籍していたFW根本凌(23)が2024シーズンから復帰すると発表した。

神奈川県出身の根本は2022シーズンに鹿屋体育大学から湘南へ正式入団。そのシーズンに、栃木への育成型期限付き移籍も発表された。

今シーズンも引き続き栃木にレンタルされることになった根本は、公式戦34試合出場9ゴールを記録。しかし、8月26日に行われた明治安田生命J2リーグ第32節水戸ホーリーホック戦で左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負い、治療やリハビリは湘南で行うと発表されていた。

現在もリハビリを続ける根本は湘南復帰に際し、両クラブを通じてコメントしている。

◆湘南ベルマーレ
「この度、湘南ベルマーレに復帰することになりました。1年半栃木SCで積み上げたものをピッチで表現し、湘南ベルマーレのために全力を尽くしたいと思っています。まずは1日でも早く復帰するために、怪我と向き合いリハビリに取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします」

◆栃木SC
「はじめに今シーズン、沢山の応援や後押しをありがとうございました。この度、湘南ベルマーレに復帰することとなりました。僕が約1年半ピッチに立ちプレーを続けられたのは、栃木SCに関わる全ての方々のおかげです」

「この栃木で過ごした1年半は僕の今後のサッカー人生においてとても重要で貴重な時間であったと強く思います。シーズン終盤には怪我をしてしまいましたが、この怪我でさえも貴重な経験だと思っています。『また根本凌のプレーが見たい』と思ってくれている方々のためにも早く怪我を治しプレーしている姿を届けられたらと思います。本当にありがとうございました」

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