群馬が富山から地元出身DF大畑隆也を完全移籍で獲得!「本当に嬉しく思います」

群馬移籍が決まったDF大畑隆也[写真:©︎J.LEAGUE]

ザスパクサツ群馬は27日、カターレ富山に所属するDF大畑隆也(26)の完全移籍加入を発表した。

群馬県吾妻郡高山村出身の大畑は、前橋育英高校から日本体育大学へ進学。2020年に当時日本フットボールリーグ(JFL)に所属していたテゲバジャーロ宮崎へ加入した。

その後、2021シーズンに富山へ完全移籍。チームの主力に定着すると、今シーズンは明治安田生命J3リーグで36試合に出場したが、目標としていたJ2昇格にはあと一歩及ばなかった。

新シーズンから地元クラブの群馬に加入することが決まった大畑は、両クラブを通じてコメントしている。

◆ザスパクサツ群馬
「ザスパクサツ群馬に関わる全てのみなさん、はじめまして。このたび、カターレ富山より加入することになりました大畑隆也です。吾妻郡高山村出身です。地元群馬で戦えることを本当に嬉しく思います。チームの為に全力を尽くして闘います。よろしくお願いします!」

◆カターレ富山
「このたび、ザスパクサツ群馬に移籍することになりました。今シーズンたくさんの応援ありがとうございました。そして、J2復帰という目標を達成させることができず、申し訳ございません」

「選手、スタッフ、サポーター、カターレ富山に関わる全員の力を集結させ、最後まで戦い抜いた最終戦。それでも届かなかった昇格。昇格が決まらなかった瞬間、この悔しさをピッチで味わった人間として、必ず来季に活かす。来季こそ、この大好きなチームで昇格を掴み取りたいと本気で思いました」

「しかし、シーズンが終わりオファーをいただいたときに、自分の成長のために上のレベルへ1日でも早く飛び込み、勝負すべきだ、勝負したいという想いが強くなりました。悩みに悩んだ末、新たな場所でチャレンジする決断をしました」

「振り返ると大雪の中、人生で初めて来た富山県。ここでやっていけるか、正直不安でした。しかし、皆さんの優しさや温かさに助けられ、今では富山とカターレ富山が本当に大好きになりました」

「実績も経験も少ない僕を見つけ出し、迎え入れてくれたカターレ富山には感謝しかありません。カターレ富山なくして、僕の成長はありませんでした。ものすごく濃い2年間でした。ありがとうございました」

「来年のJ2復帰を心の底から願っています。最終節のような応援、後押しがあれば必ず選手はやってくれると思います。来シーズンもカターレ富山の応援をよろしくお願いします」

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