北九州の背番号「10」岡田優希、奈良へ完全移籍「しっかりと筋を通した上で新たなチャレンジを決断」

岡田優希(27)が奈良クラブへ完全移籍[写真:©︎J.LEAGUE]

奈良クラブは27日、ギラヴァンツ北九州からMF岡田優希(27)が完全移籍加入すると発表した。

岡田は川崎フロンターレU-18の出身で、早稲田大学を経て、FC町田ゼルビアでJデビュー。昨季はJ2町田からJ3テゲバジャーロ宮崎へと移籍し、リーグ戦23試合でキャリアハイの14ゴールを叩き出した。

今季は1年で北九州へ移籍し、背番号「10」を背負ってJ3リーグ31試合で6ゴールを記録。奈良への完全移籍にあたり、双方のクラブからコメントを発表している。

◆ギラヴァンツ北九州
「2023シーズンは熱い応援をありがとうございました。新体制発表会で『J2昇格は至上命題』と宣言しましたが、全く逆の結果となり、ファン・サポーターの皆さんには申し訳ない気持ちしかありません」

「それでもチームと向き合い、最後の笛が鳴るまで応援し続けてくれたことに心から感謝しています。ホーム八戸戦で試合終了後、ゴール裏の皆さんが自分の名前をコールしてくれたことは、キャリアに残る輝かしい思い出になりました」

「どんな順位・成績にも関わらず、あれだけのファン・サポーターが熱く応援してくれることは、何よりも大切にしなければならないクラブの財産だと思います」

「新体制のチームのビジョンと、自分のビジョンが折り合わず、しっかりと筋を通した上で新たなチャレンジをする決断をしました。今後のギラヴァンツ北九州の躍進を陰ながら願っています。1年間ありがとうございました」

◆奈良クラブ
「奈良クラブでの新たなチャレンジを日々ワクワクしています。この移籍は濵田社長、フリアン監督、河合GMのご尽力なくしては実現しませんでした。この感謝は、奈良クラブの目標達成を成し遂げることで表現します。J2昇格のために、日々自分のベストを尽くし続けることを誓います」

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