「バスケ旋風が吹き荒れたのは皆さんのおかげ」 W杯記念ベンチ14台を贈る 日本バスケ協会が開催支援の県内4市町へ

 日本バスケットボール協会(三屋裕子会長)は9日、沖縄、那覇、宜野湾、北谷の4市町にFIBAバスケットボールワールドカップ2023(W杯)沖縄開催を記念したベンチ14台を寄贈した。4市町はW杯開催地支援協議会のメンバー。県内外約120社から集まった寄付金を活用し、バスケにより親しんでもらう環境づくりの一環として寄贈した。

 大会ロゴや公式マスコットをあしらったベンチは、バスケットコートのある各公園に設置される予定。

 同日、北谷町の安良波公園であった寄贈式で、三屋会長は「皆さまの応援があり、バスケ旋風が日本中に吹き荒れた」と開催地の協力に感謝した。

 渡久地政志町長は「子どもたちが、よりバスケに励む環境になる」とお礼を述べた。各首長も出席した。

 県バスケットボール協会の登録1100チームにはバスケットボールが贈られる。寄贈式には同町の北玉小ミニバスケットボール部も参加した。(中部報道部・屋宜菜々子)

各首長らやミニバスケットボール部にベンチやボールを寄贈する三屋裕子会長(右から3人目)=9日、北谷町・安良波公園

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