C大阪FW中島元彦が来季も仙台でプレー、再び期限付き移籍が延長「いるべき場所に戻すために」

来季も仙台でのプレーが決まったFW中島元彦[写真:©︎J.LEAGUE]

ベガルタ仙台は27日、セレッソ大阪より育成型期限付き移籍中のFW中島元彦(24)について、期限付き移籍への移行と移籍期間延長を発表した。

新たな移籍期間は2025年1月31日まで。期間中のC大阪との公式戦には出場できない。

中島はU-12からC大阪の下部組織に所属。2018年に正式昇格を果たすと2021シーズンには明治安田生命J1リーグでデビューを飾ったが、翌年に出場機会を求めて仙台へ育成型期限付き移籍の形で加入した。

仙台では早々にポジションを掴むと、昨シーズンは明治安田生命J2リーグで33試合に出場。今シーズンも仙台に移籍期間延長でとどまると、リーグ戦32試合出場6得点の成績を残したが、チームは目標としていたJ1昇格を逃していた。

仙台で3シーズン目を過ごすことになった中島は、両クラブを通じてコメントしている。

◆ベガルタ仙台
「来シーズンもベガルタ仙台でプレーできることを大変うれしく思います。ピッチ内外で僕たちのお手本になってくれていた『兄貴』と呼べる選手たちと来シーズン一緒に戦うことはできませんが、背中を見て学んできたことを、僕がベガルタ仙台の『7』番としてプレーで示し、チームを引っ張っていきます」

「そして、ベガルタ仙台をいるべき場所に戻すためにしっかりと戦い、多くの勝利をファン・サポーターのみなさんと分かち合いたいです。引き続き応援よろしくお願いします」

◆セレッソ大阪
「2024シーズンもベガルタ仙台でプレーすることになりました。セレッソ大阪を離れてのプレーが続きますが、育ててもらったこのクラブを代表するくらいの気持ちで戦い、大阪まで自分の名前が届くように活躍したいと思います」

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