浦和が2人目のCB補強、京都DF井上黎生人を完全移籍で獲得「ハングリー精神は誰にも負けません」

来季から浦和でプレーする井上黎生人[写真:©︎J.LEAGUE]

浦和レッズは27日、京都サンガF.C.のDF井上黎生人(26)が完全移籍で加入することを発表した。

井上は島根県出身で、鹿児島実業高校から2015年にガイナーレ鳥取に加入。6シーズンを過ごすと、2021年にファジアーノ岡山へ完全移籍。2022年に京都に完全移籍していた。

京都では2シーズンを過ごし、56試合で1得点。YBCルヴァンカップデ9試合、天皇杯で4試合に出場していた。

井上はクラブを通じてコメントしている。

◆浦和レッズ
「はじめまして、京都サンガF.C.より加入いたします、井上黎生人と申します。さらに成長するために浦和レッズに行くと決めました。J1でのキャリアは2年と少ないですが、J3から這い上がってきたハングリー精神は誰にも負けません」

「どんな大きな壁も乗り越えれるよう努力し、精進してまいります。そして、チームのみんなからたくさんを学び、謙虚な気持ちをもって成長できる1年にしたいです。よろしくお願いいたします」

◆京都サンガF.C.
「2年間お世話になりました。京都サンガF.C.の12年ぶりのJ 1での舞台、このスタートを共に歩むことができたこと、この場を借りて感謝申し上げます」

「ガイナーレ鳥取で6年。ファジアーノ岡山で1年。その2チームでの経験が自分の糧となり、昨年、京都サンガF.C.で夢にまで見たJ 1の舞台を経験しました。怪我でサッカーができない時期や復帰しても満足のいくコンディションに辿り着くまでに時間がかかり、悩み過ごしました」

「そのたび、家族やチームメイトに沢山支えられ、ファンサポーターの変わらない声援や、ゲーフラを見る度に心を強く持つ事ができました。本当にありがとうございます」

「この2年間で僕は多くを学び、成長できたと感じています。今まで挑戦し続けたように、これからもそんな自分でいたいと思い、この決断に至りました」

「京都サンガF.C.の選手としてプレーできたこと、本当に幸せな時間でした!!変わらず見ていただけるよう感謝の気持ちを忘れず努力し続けます!!本当にお世話になりました!!」

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