計146時間欠勤、50代女性職員を懲戒処分 勤務中居眠りも 滋賀・栗東市

栗東市役所

 滋賀県栗東市は12月27日、正当な理由のない欠勤などで職員3人を同日付で懲戒処分にしたと発表した。

 栗東市によると、課長補佐級の50代女性職員は、2019年1月から昨年12月までに、計146時間余りにわたり有給休暇の承認を受けなかったり欠勤届を提出せず休暇を取得。勤務中に居眠りも繰り返していたとして停職1カ月、減給10分の1(3カ月)とした。上司の課長級の50代男性職員も減給10分の1(1カ月)とした。

 また、70代男性の会計年度任用職員は2023年7月、執務中に公用パソコンで事業に関連しないサイトにアクセスし、遠隔操作用のアプリをインストールされ、パソコン内の個人情報が漏えいする恐れがあったという。減給10分の1(3カ月)とした。

 竹村健市長は「誠に遺憾で、市民に深くおわびする。労務管理や情報セキュリティー対策などを徹底する」とした。

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