自動車8社、世界生産が13%増 11月、半導体不足緩和で復調

 自動車大手8社が27日発表した11月の世界生産台数は、前年同月比13.0%増の238万3436台。半導体不足の緩和などに伴う生産の復調傾向が続いており、スズキ、ダイハツ工業の2社を除く6社が前年実績を上回った。トヨタ自動車は日本や欧米の需要が堅調で、11.2%増の92万6573台と単月として過去最高を更新した。

 ホンダは27.1%増の41万4429台、日産自動車は27.4%増の31万7233台。マツダは10.1%、三菱自動車は18.0%、SUBARU(スバル)は12.2%それぞれ増加。一方、スズキはインド、ダイハツはインドネシアが減少し、前年を下回った。

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