酒気帯び運転 女性職員停職6カ月 倉敷市が処分発表、物損事故も

倉敷市役所

 倉敷市は27日、酒気帯び運転で物損事故を起こしたとして、子ども未来部の女性職員(26)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。職員は31日付で依願退職する。

 市によると、職員は11月17日午前2時40分ごろ、同市西阿知町の市道で酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転し、道路標識などに衝突する物損事故を起こした。駆けつけた倉敷署員の検知で呼気1リットル中0.4ミリリットルのアルコールを検出した。

 市の聞き取りによると、同月16日午後9時から17日午前0時ごろまで、岡山市内の飲食店で飲酒し、倉敷市内の自宅に帰る途中だった。「このような事態になり申し訳ない」と話している。

 市役所で会見した尾崎英樹総務局長は「市民に誠に申し訳ない。再発防止に取り組み、信頼回復に努めたい」と述べた。

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