ジェットスターでスト拡大 労組、最大60人規模も

 格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパンの乗務員らでつくる労働組合は27日、未払い賃金を巡って一部組合員で実行しているストライキの規模を、同日から拡大したと明らかにした。30日以降は、1日最大60人ほどが乗務しない可能性があるという。同社の便は乗務員を確保できずに欠航するケースが相次いでおり、さらに影響が広がる恐れがある。

 労組によると、時間外労働の算定方法が誤っていると訴え、未払い賃金を求めて22日からパイロットや客室乗務員らがストをしている。会社側から要求に応じる意向が示されず、これまで最大で1日14人だったストの規模拡大を決定した。

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