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原爆投下直後に降った「黒い雨」について国が援護区域を再検証する7回目の検討会が開かれました。
「黒い雨」の援護区域を再検証するため国が2020年に立ち上げた検討会が都内で開かれ
これまでと同様に広島県が推薦した広島大学の鎌田七男名誉教授が県庁からリモートで参加しました。
去年の4月以来、7回目の開催となる今回の検討会ではこれまですすめてきた
被爆直後の気象シミュレーションや土壌調査では実際の降雨地域について「精度の高い領域推定は困難」などとする報告がありました。
広島大学鎌田七男名誉教授
「いろんな検査方法はある程度分かったが立証することは難しいとの結果報告がされたため
今の指定区域より遠いところで”黒い雨”にあった方に朗報になるという方向性は少ないと思う」
援護区域の見直しについては今後、検証結果をもとにさらに検討し結論が示される見通しです。