オスプレイ残骸か、米軍引き揚げ ブラックボックスも回収

米軍のサルベージ船に引き揚げられた、墜落したオスプレイの機体の一部とみられる残骸=27日午後3時34分、鹿児島県・屋久島沖(共同通信社ヘリから)

 鹿児島県・屋久島沖の米空軍CV22オスプレイ墜落事故で、米軍は海中から機体の一部とみられる残骸を引き揚げた。27日、現場海域に展開した米軍のサルベージ船の甲板に載せられているのが確認された。当時の飛行状況などが記録された「ブラックボックス」を回収していたことが関係者の取材で判明。墜落直前、エンジン部から出火したとの目撃情報があり、米軍は本格的な原因究明を進める方針。

 機体の一部とみられるものはブルーシートで覆われていたが、激しく損傷している様子が見て取れた。26日午後2時ごろの時点で船上になかった。海中には他にも残骸があるとみられ、米軍は作業を続けている。

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