【箱根駅伝】箱根町が100回大会の記念プレート 往路ゴール地点の歩道に埋め込む

「箱根駅伝100回記念プレート」の設置作業を進める作業員=27日、箱根・芦ノ湖畔

 今回で100回目を迎える東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の記念事業として、箱根町は27日、芦ノ湖畔にある往路ゴール・復路スタート地点の歩道に記念プレートを設置した。プレートは取り付け後すぐに木板で覆われ、往路レースが行われる来年1月2日の朝にお目見えする。

 プレートは青銅製で横30センチ、縦120センチ。大会名が入ったゴールラインがモチーフとなっており、芦ノ湖側から見て「スタート」、国道1号側からは「フィニッシュ」という文字が刻まれている。町担当者は「プレートのそばに立って選手の気分になってみてほしい」と話していた。

 町は70回大会の記念として歴代の総合優勝校の名前などが刻まれた石碑、80回大会には往路ゴールと復路スタート地点を示す石柱を建造している。100回目を迎える今回は町職員同士でアイデアを出し合い、大会後も道路として利用し続けられるように、歩道に埋め込むプレート設置に決めたという。

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