巨人・山瀬「来季は1軍定着」 かほく市長を表敬

記念撮影する山瀬捕手(左)と油野市長=かほく市役所

  ●「打撃に光見えた」

 プロ野球・巨人の山瀬慎之助捕手(22)=かほく市出身、星稜高OB=は27日、同市役所に油野和一郎市長を訪ねた。1軍で5試合7打数1安打に終わった今季を振り返り「打撃で光が見え、自信がついた。来季は1軍定着、スタメン20試合を目指す」と5年目の抱負を語った。

 巨人は来季、自身の名前の由来となった阿部慎之助ヘッドコーチが監督に就く。名前もポジションも同じだが「特別扱いはされない」と山瀬選手。「選手やコーチからは、『慎之助』と呼ぶと監督を呼び捨てにしているみたいになるから、『山ちゃん』と呼ばれている」と笑った。

 11月末に巨人の寮を出て都内で暮らし始めた。自炊は苦にならず「野菜多めで、困ったらお母さんに電話している」。かほく市については「いいですね。一番好きです」と語り、市のふるさと大使就任の願望も込めて「一軍定着&ふるさと大使」としたためたサイン入り色紙を油野市長に贈った。

© 株式会社北國新聞社