プロ野球ドラフト会議で千葉ロッテから2位指名された小松市月美丘出身の大谷輝龍(ひかる)投手(23)=小松大谷高OB=は27日、市役所を訪れ、宮橋勝栄市長を前に活躍を誓った。大谷投手は「まずはリリーフで投げて結果を出してから、憧れの先発に転向したい。けがなく1軍で活躍し、新人王を取れるように頑張りたい」と意気込んだ。
ユニホームに身を包んだ大谷投手は、色紙やボールにサインして記念撮影で笑顔を見せた。「小さい頃からプロ野球選手が夢だった。小松の代表としてもっと活躍し、地元の子どもたちにも同じ道を目指してくれたらと思う」と話した。父耕史さん(53)は「まだ実感が湧かないが、マウンドに立って堂々とした姿を見せてほしい」と期待した。
大谷投手は年末年始を小松でトレーニングしながら過ごし、1月7日にさいたま市のマーリンズ寮に入る。同10日から新人合同自主トレに臨み、2月の春キャンプに備える。