札幌市・北電、水素を製造 地場再エネ活用、CO2出さず 24年度にも企業設立

 札幌市は2024年度にも、地場の再生可能エネルギーを使って「グリーン水素」を製造、販売する会社を北海道電力などと設立する方針を固めた。製造過程でも二酸化炭素(CO2)を排出しないグリーン水素は、関連産業の裾野が広い次世代の脱炭素エネルギーとして国内外で注目される。再エネの適地という道内の地の利を生かし、国内でも有数の製造、販売拠点となることを目指す。

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