【ニューヨーク共同】米連邦高等裁判所は27日、米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」新型2機種の米国での販売を禁止した米国際貿易委員会(ITC)の措置を一時停止する判断を下した。アップルはITCの決定を不服として提訴しており、アップルが要求していた法的手続き中の販売禁止措置の停止が認められた。
ITCはアップルウオッチの血中酸素濃度を測定する機能が他社の特許を侵害しているとして輸入禁止を決定。この判断を米通商代表部(USTR)が支持したため、26日に販売が禁止された。
アップルはUSTRの決定前に「シリーズ9」と「ウルトラ2」の販売を停止していた。