ジャイアンツがスネル、ベリンジャー、チャップマンら大物を狙う

ジャイアンツは大谷翔平と山本由伸の獲得を狙ったものの、どちらも獲得できず、よりによって両選手は同地区ライバルのドジャースへ移籍。来季以降、ジャイアンツがドジャースに対抗するためには、「プランB」による戦力アップを目指さなければならない。そんななか、ジャイアンツは引き続き大物FA選手の獲得を狙っているようだ。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、ジャイアンツはブレイク・スネルらFA市場に残る大物選手の獲得を目指しているという。

ボブ・メルビンを新監督に迎えたジャイアンツは今オフ、潤沢な補強資金でスーパースター獲得を目指したが、今のところ、最大の補強はメジャーでの実績が全くない李政厚(イ・ジョンフ)という状況。2021年以来となるポストシーズン進出を果たすべく、スネル、コディ・ベリンジャー、マット・チャップマンといった大物FA選手の動向を注視しているようだ。

ヘイマン記者によると、ジャイアンツは打線のアップグレードを優先に考えており、ヘイマン記者は「最も獲得できる可能性が高いのはチャップマンだろう」との見解を示している。チャップマンはメジャーデビューからの5年間、メルビン監督が率いるアスレチックスでプレーしており、オフシーズン当初からメルビン監督とチャップマンがジャイアンツで「再会」することを予想する声は多かった。

また、地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサー記者は、ジャイアンツが自軍からFAとなったショーン・マナイアとの再契約を検討していることをリポート。一方、「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者は、ジャイアンツが今永昇太の争奪戦に加わっていることを報じている。

スネル、ベリンジャー、チャップマン、マナイア、今永。サンフランシスコの治安の悪さも原因となり、なかなか大物選手の補強が上手くいかないジャイアンツだが、これらの選手のなかから何人獲得することができるのだろうか。

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