特攻隊員になりきるため断髪式!「爆泣きした」「ロスがすごい」大ヒット『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』メイキング映像

©2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題になり、シリーズ累計発行部数95万部を突破した汐見夏衛によるベストセラー小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(スターツ出版文庫)が実写映画化、現在大ヒット公開中だ。このたび、撮影前の軍事指導と、断髪式メイキング映像が解禁となった。

「号泣した」と超話題!

現代の女子高生・百合が、1945年の日本にタイムスリップし、そこで出会った彰にどんどん惹かれていくが、彼は特攻隊員だった—。という、この世代を問わず泣ける原作が、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(22)を始め主演作が相次ぐ福原遥、「中学聖日記」(18/TBS)での鮮烈なデビュー後、今期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』など話題作への出演が続く水上恒司をW主演で迎え、感動の映画化。主題歌は、福山雅治による書下ろし新曲「想望」。壮大なバラードが映画のラストを彩る。

人を愛すること、大切に思うこと、共に生きること—。今では当たり前のことが許されなかった時代に出会った、百合と彰。2人の時を超えた愛が交差する、涙なくしては観られないラブストーリーが誕生。

公開前から話題となっていた本作は、週末興行ランキング邦画作品で2週連続1位の大ヒットとなっており、SNS上では「爆泣きした」「泣きすぎて干からびるかと思った」「ガチやばい泣きすぎて目痛い」「後半水分ほとんど無くて過呼吸になりかけてた。目パンパンに腫れてた」など泣きすぎて悲鳴をあげる報告が相次ぎ、「感情移入しすぎて授業中もずっと思い出して泣きそう」「ロスがすごい……もう1回見たいレベルでロスってる…」としばらく映画の世界から抜け出せない人も続出。今年一号泣できる“映画あの花ブーム”が続くこと間違いなし。

特攻隊員になりきるため、全員揃って笑顔で断髪式!

百合(福原遥)が目を覚ますと、そこは1945年の戦時中の日本だった。そこで出会った特攻隊員の彰(水上恒司)に何度も助けられ、次第に百合は彰に恋していくというストーリー。

今回、彰をはじめとする特攻隊のメンバーをキャスティングするにあたり、「役に合っていること」が第一条件なのはもちろん、当時の陸軍は階級に関わらず坊主頭であったという史実に沿うため、「リアルに坊主頭にしてくれる人」という条件も外せなかった。ところが主演の水上を筆頭に、石丸役の伊藤健太郎、板倉役の嶋﨑斗亜、寺岡役の上川周作、加藤役の小野塚勇人は、坊主頭になることを快諾。映像には、そんな特攻隊員を演じた俳優たちの決意が感じられる、クランクイン前に行われた断髪式の様子が収められている。自らの髪にハサミをいれ、少しずつ丸刈りになり、役に入っていく面々の貴重な姿をみることができる。

自身の前髪をつかみ「切るところ間違えた」と前髪ぱっつんスタイルになってしまいはにかむ上川、「全然未練ないです」とサクサクと髪を切る潔さを見せる小野塚、「うー」と若干の躊躇を見せながらも少しずつ切り進め、切った髪を持ち帰ることにした最年少の嶋﨑、坊主になった自身の頭をなでながら「見慣れない」と笑う伊藤と、初めて丸刈りにしたメンバーの反応はそれぞれだが、一様に恥ずかしそう。一方、学生の頃から野球部で、すでに坊主を経験している水上は、坊主にすることよりも史実に近い坊主頭に近づけるためミリ単位まで気にするこだわりを見せていた。

みんなで坊主頭にしたこの断髪式を経たことで、特攻隊員を演じた面々のチームワークがこの時すでに生まれているように見える。最後には互いに「似合っている」と褒め合い嬉しそうに笑顔を見せていた。大ヒットを続ける本作の裏側には、出演した俳優たちの作品にかける思いがある。彼らの熱演を是非劇場で確かめてほしい。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』は大ヒット上映中

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