年末年始向け養殖マダイの出荷ピーク 傷がつかないように仕切りのある容器に入れて 約3万匹が関東や関西などに

年末年始に向け、三重県熊野(くまの)市で、養殖マダイの出荷が最盛期を迎えています。

いけすから次々と水揚げされるマダイ。熊野市二木島町(にぎしまちょう)は静かな入り江を利用したマダイの養殖が盛んで、新年を迎えるのを前に、養殖業者らは連日、出荷作業に大忙しです。

いけすが設置された二木島(にぎしま)漁港では、重さ1キロから2キロに育ったマダイを傷がつかないように仕切りが着いた特殊な容器に入れて出荷します。

今年は台風などによる被害がなかったため、マダイは順調に育ち、大きさ、色あいとも上々だということです。出荷作業は正月の間も行われ、およそ3万匹が関東や関西などに出荷されます。

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