中村獅童、新CMでの“白髪に白ひげ”姿に「あれはメークです!」「強く書いておいてください!」取材陣に猛アピール

俳優の中村獅童、江口のりこ、神尾楓珠、藤森慎吾、山之内すず、矢吹奈子が、都内で行われたボートレースの記者発表会に登場。CM撮影の裏話や、ボートレースの魅力などを語った。

この日、発表された新CMは、実在するボートレーサーたちをモデルに描くシリーズで、性別や年齢関係なく、誰もが躍動するスポーツがテーマとなっている。3年目の共演となる獅童と神尾らに加え、新キャストに江口と矢吹も出演。また、CMソングはSHISHAMOが担当する。

イベントが始まると、神尾は獅童のパネルを持ってステージに登壇し、「今日は獅童さんが歌舞伎の仕事で(まだ)来られないので」と獅童不在で発表会を迎えることを説明。今回でボートレースのCM4年目に突入する神尾は「もう4年目なんですね。自分でもびっくり」と驚き、作中でも時間が経過している設定ということで「カミオ(神尾の役名)はたくましくなって、獅童さんは髪やひげが白くなっていて、そういうところも変化のひとつ」と見どころを語った。

4年目のCM出演となる神尾

藤森は、3年目の共演となる獅童と神尾の師弟コンビについて「出演キャリアが1番長い2人だけあって、さすがのコンビネーション」と称賛しつつ「獅童さんによく大声でイジられている神尾くんを見ていた。でも、だんだん慣れてきたのか今年は獅童さんの“いなし方”が上手になっていた」とカミングアウト。これには神尾も「“いなし方”って言うとよくないですけど(笑)」とやんわり否定。続けて、藤森は「場を盛り上げて、みんなをリラックスさせてくれるのが獅童さん。いつも頼りにしています」と敬意を表した。

また、神尾は“ボートレース歌舞伎”というキャンペーンの撮影について「僕も正直いまいちわかっていない(笑)」と本音を漏らしつつも「やっぱり獅童さんの歌舞伎の迫力はすごかった。殺陣のシーンがあって、獅童さんに所作とか教わった」と振り返った。さらに、自身も白塗りをした神尾は「獅童さんに白塗りがすごく似合うって言ってもらったのがうれしかった」と喜んだ。

今作より新たに出演する江口は「今まで全然知らなかったボートレースの世界を知ることができて、男女年齢関係なく一緒のステージで勝負するというのが面白いスポーツだなと思った」と感想を淡々と語り、「現場の雰囲気は…あのー、はい、良いです…」と歯切れの悪い締め方で共演者を笑わせた。

同じく今作からの出演で、今年アイドルを卒業した矢吹は「先日、指原さんにお会いしたとき、この(CM出演の)報告をしたらすごい喜んでくれて、1月にボートレース行く約束をしました」とボートレースの大ファンである指原との裏話を明かした。

新CMに出演する個性豊かなキャスト6名

前作から出演中の山之内は、ボートレースの魅力について「CMを通して色々と勉強させてもらっていて、知れば知るほどレーサーの方を好きになる。実際に現場でボートレースを見て、こんなにすごい迫力のあるスポーツってなかなかないなと思った」と熱弁。

また藤森は、今年テンションが上がったことを聞かれると「今年は前厄だった。来年は本厄なので、今からたくさんお金をかけておはらいに行こうかなと。それに今ワクワクしている」と胸中を語り、「来年はコンビ20周年なので、相方のあっちゃん(中田敦彦)とワクワクできたらいいな」と期待を寄せた。

最後に、歌舞伎公演の合間を縫って駆けつけた獅童は、今回のCMについて「老けメイクで白髪なんですけど、あれはメイクなので。これが普段の私です。強く書いておいてください!急に老け込んだとかネットですぐ言われるから。あれはメイクです!」と取材陣に訴えかけて笑いを誘った。さらに、獅童が不在のあいだ、神尾が伸び伸び楽しんでいたという話題になると、獅童は「なんで俺がいないと伸び伸びするんだお前は!この野郎!」とキレ芸を披露。神尾は「獅童さんがいないぶんも頑張ろうと思ったんです」とフォローすると、獅童はすぐさま「わかりました。どうもありがとう」と満面の笑みを見せて、師弟コンビの仲の良さをのぞかせた。

新CMシリーズ『 ボートレース だれもが躍動するスポーツ』
第1話「だれもが躍動するスポーツ篇」は2024 年1月1日(月)より放映開始

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