ミカサ商事、水陸両用の設備点検用クローラー「PIPE TREKKER A-150」を販売開始

2023年12月受注開始し、2024年3月より出荷開始する。販売価格は約700万円~。

ミカサ商事によるとPIPE TREKKER A-150は水陸両用の機器で、欧米を中心に水路管内や風力タービンブレード内部の点検作業に積極的に採用が進んでおり、今後の構造物・管路等の内部点検のスタンダードになるものと注目されているという。

A-150の特徴

A-150は次世代の小口径パイプ検査用オプション。小口径から中口径のパイプに理想的で、下水管検査の簡素化に貢献する。素早く展開でき、しかも耐久性と信頼性に優れているという。

優れた携帯性と簡便性、多用途性

A-150はどこからでも検査映像をキャプチャできる最も多用途なエクスペリエンスをユーザーに提供する。バッテリー駆動のため発電機が不要で、モニター付きコントローラーにより思いのままに遠隔操作ができる。準備から撮影までを短時間で行える。オプションの電動リールからC給電も可能。

  • 対応管径 φ6~24インチ(約φ150~600mm)
  • 最大8時間のバッテリー寿命
  • 重量:15.05kg~18.32kg(オプションのタイヤ径による)
  • 水深50mまで対応
  • テザーケーブル⾧200m(最大310m)
  • HDカメラ搭載(パン、チルト、ズーム機能&電動エレベーターアームで管路の中心線へのカメラ位置調整が可能)
  • 照明搭載
  • 2つのケース
  • ハンドヘルドコントローラー
  • ハイブリッドおよびトラックマウントオプション

堅牢なボディ

陽極酸化アルミニウムとステンレス鋼による非常に頑丈な構造をしており、砂塵や潮流に強く、また磁場の影響を受けやすい環境でも運用できる。

  • マグネットカップルドライブ
  • アルマイトとステンレススチール構造
  • 防水性(水深164フィート対応)
  • サファイアコーティングレンズ

価値ある成果物

検査データの記録・表示方法には様々なオプションがあり、素早く簡単な記録から、NASSCOに準拠したPACPレポート、GISとの統合まで、Pipe Trekkerはユーザーのニーズに対応する。

  • PACPソフトウェアとの統合
  • 使いやすいソフトウェアが付属
  • 人工知能対応
  • 地図とモデルの生成

豊富な周辺機器・ソフトウエア(オプション)

様々な使用目的に合わせたカスタマイズが可能。オプション例は以下のとおり。

  • 電動リール
  • オプションタイヤ(様々なタイヤ径および、走破性の高い高硬度タイヤ)
  • スキャン用オプション(赤外線レーザーリング装置、コントロールソフトウエア)

主な仕様

▶︎ミカサ商事

© 株式会社プロニュース