氏名・住所など記載された書類を別人に発送 個人情報記載の用紙に印刷か 静岡・磐田市

静岡県磐田市は27日、住所や氏名などの個人情報が記載された書類を、別の市民に誤送付していたと発表しました。

磐田市によりますと、誤送付があったのは市が12月上旬に発送した「避難行動要支援者名簿への登録」案内で、送付した4311通の中に1通、関係のない市民の個人情報が掲載されていたということです。22日に誤った書類が届いた市民から返却されたことで判明しました。

磐田市は原因について、資料印刷時に個人情報がすでに記載された用紙を使用してしまい、その後も確認不足だったとしています。磐田市はチェックの徹底など再発防止に務めるとし、該当の市民に謝罪したということです。

磐田市の担当課長は「個人情報の記載された通知の発送により、関係する皆様にご迷惑をおかけしたことについて、深くお詫び申し上げます。今回の件を厳粛に受けとめ、個人情報の取り扱いや発送書類のチェックを徹底し、同様のミスが発生しないよう市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

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