ドジャース、手薄の先発陣強化 GMは6人ローテーション検討も

米大リーグ、ドジャースの入団記者会見で、ロバーツ監督(左)、ゴームズGM(右)と記念撮影に応じる山本由伸投手=27日、ロサンゼルスのドジャースタジアム(共同)

 ドジャースは山本の獲得で、手薄だった先発投手陣を強化した。来季のローテーションは山本を軸とし、トレードで加わった今季10勝のグラスノー、2021年に16勝を挙げたビューラーに若手を交えた布陣となる。

 今季のドジャースは100勝を挙げたが、先発の防御率はナ・リーグ9位の4.57で打線がサポートした。エースだったカーショーはフリーエージェントになり左肩を手術。陣容が不安視されていたロバーツ監督は「先発は確実に強化された」と胸をなで下ろした。

 ゴームズGMは「全員がベストな状態でパフォーマンスを発揮できるようにする」と述べ、先発ローテーションを6人で回す可能性を示唆した。

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