もう終わったほうがいい「長寿バラエティ」ランキング!3位徹子の部屋、2位新婚さんいらっしゃいを抑えた1位は?【25年以上】

1997年から約10年間放送された伝説のテレビ番組『伊東家の食卓』(日本テレビ系)が大みそかに一夜限りで復活する。伊東四朗をはじめ、RIKACO、布施博、三宅健、山口美沙の伊東家メンバーが大集結。人気のお茶の間バラエティだっただけに、SNSでは復活を喜ぶ声が多く寄せられた。

一方で、長寿番組『世界ふしぎ発見!』(TBS系)が来年3月をもってレギュラー放送終了するというニュースも。37年半という長い歴史に幕を閉じることとなる。近年は、若者のテレビ離れや番組のマンネリ化などにより、長年続いた長寿番組の終了が増えている。

そこで本誌は40代~60代の女性300人を対象に、もう終わったほうがいい「25年以上続く長寿バラエティ番組」についてアンケートを実施した。

3位は『徹子の部屋(1976年〜)』(テレビ朝日系)。

毎週月曜日から金曜日の昼に放送されているトーク番組。今年9月12日の加山雄三がゲストの回で「同一司会者によるトーク番組のギネス新記録12,100回」を達成した。黒柳節がさく裂する当番組は芸能界でもファンが多く、バラエティ番組でパロディされることもしばしば。

《流石にもういいんじゃないかと自然に思う》(60代女性・専業主婦)
《徹子さんが同じ質問を繰り返すことが多くなってきた》(60代・専業主婦)
《黒柳徹子さんももうお年だし、滑舌が悪くて聞き取りにくい。》(60代・専業主婦)
《次の世代に番組を譲った方がいいと思う》(40代・無職)

と、番組自体の内容というより、黒柳の体調を気遣う声が多く挙がった。

2位は『新婚さんいらっしゃい!(1971年〜)』(テレビ朝日系)。

毎週日曜日の昼に放送、2015年には「同一司会者(6代目桂文枝)によるトーク番組の最長放送」としてギネス世界記録に認定された。文枝は2022年3月の放送分をもって勇退、現在は藤井隆と井上咲楽を新たなMCとしてリニューアルしている。

新婚さんのハチャメチャな言動が売りの番組だが、それをよく思わない人も増えてきた。

《新婚さんの発言が下品なので見ようとは思わない》(60代・専業主婦)
《進展姓がなくワンパターンで、面白くない》(50代女性)
《マンネリ化して、内容が段々無くなるせいか、似たような事ばかりや、他の番組の真似ばかりになりがちなので、無理に続けることは無いと思います》(40代・派遣社員)

《司会も代わり、内容もつまらない》(50代・パートアルバイト)という声も。MCが変わったことで、昔からのファンが離れてしまっているようだ。

1位は『アッコにおまかせ!(1985年〜)』(TBS系)。

毎週日曜日の昼に生放送しており、和田アキ子(73)の歯に衣着せぬ発言が度々話題になる長寿ニュースバラエティだ。

和田の発言に不快感を覚えるという意見が多く挙がった。最近は攻めた企画やロケが減り、情報番組寄りになってしまったことも、視聴者離れの原因のようだ。

《ニュースに対して言ってることがずれてることが多い》(60代女性・会社員)
《芸能界の古株が他人のごとに口出しするのが嫌い》(60代・無職)
《マンネリ化している。ワイドショーは日曜日まで見たいと思わない》(60代・専業主婦)
《和田アキ子の横暴な態度が不愉快だし、他のタレントが整列して媚びている空気も嫌い。ただ、かつての生中継コーナー「みんな見て来い来い来い(1985~1991年)」はずっと忘れられなくて、今でもたまに思い返してじわじわ笑っている。面白いときもあった》(50代・パートアルバイト)

その他にも、黒柳同様、和田の体調を心配する声も。

《アッコさんの体調が最近悪そうなので、他の出演者も大変に思える》(50代女性・専業主婦)
《アッコさんの元気、辛口トークがなくなってきた》(50代・専業主婦)

長寿番組が避けては通れない、MCの高齢化問題。冠番組だけに、リニューアルすることもできずにいるのだろう。今後ますますテレビ離れが加速するであろう世の中で、視聴者を楽しませるためにマンネリ打破はできるのかーー。

【もう終わったほうがいい「長寿バラエティ番組」ランキング】

1位:アッコにおまかせ!(1985年〜) 153票
2位:新婚さんいらっしゃい!(1971年〜) 104票
3位:徹子の部屋(1976年〜) 72票
4位:笑点(1966年〜) 69票
5位:ぐるぐるナインティナイン(1994年〜) 61票
6位:ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!(1989年~)、踊る!さんま御殿!!(1997年〜) ともに55票
8位:ザ!鉄腕!DASH!!(1995年〜) 54票
9位:ビートたけしのTVタックル(1989年〜) 51票
10位:よしもと新喜劇(1962年〜)、開運!なんでも鑑定団(1994年〜) ともに41票

【調査概要】

調査対象:40代~60代の女性300人
調査方法:WEBでのアンケート
『WEB女性自身』調べ(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)

© 株式会社光文社