カレンダーで新型兵器誇示 北朝鮮、無人機や火星18

北朝鮮で製作された2024年のカレンダー。7月の軍事パレードに登場したICBM「火星18」がテーマになっている(共同)

 【北京共同】北朝鮮で、7月の軍事パレードに登場した軍事用無人機(ドローン)や固体燃料式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」などの新型兵器を題材とした2024年のカレンダーが製作されたことが28日分かった。国内外に戦力増強をアピールする狙いとみられる。

 共同通信は計4種類のカレンダーを入手した。軍事パレードで披露された新型兵器のほか、北朝鮮の最高峰白頭山、平壌の新興住宅街、工芸品がそれぞれテーマとなっている。

 韓国統一省は、金正恩朝鮮労働党総書記が1984年生まれとしている。これに基づくと来年の誕生日1月8日は40歳の節目となるが、これまでと同様に記念日として扱われていない。

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