年末年始どう過ごす? 成田空港 出国ラッシュ コロナ禍前の8割程度まで回復

年末年始どう過ごす? 成田空港 出国ラッシュ コロナ禍前の8割程度まで回復

 成田空港はいま、年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュを迎えています。

グアムへ行く家族は―
「プール!平泳ぎ練習する」
「コロナ禍だったので4年ぶり。いま日本は寒いが向こうは暖かいので海でいっぱい泳いだり、久しぶりの旅行なので最高の年末にしたい!」

台湾へ行く家族は―
「一番楽しみなことは食べ物、小籠包食べることが楽しみ」

中国へ行く家族は―
「息子の結婚式。中国式の年越しの仕方を体験できたら」

香港へ行く家族は―
「ディズニーに行きたくて香港に行く!」

 成田空港会社によりますと、新型コロナの水際対策の撤廃後、初めてとなるこの年末年始、成田空港から出入国する人は114万人余りで、コロナ禍前の8割程度にまで回復する見込みです。

 28日の一日で4万6700人が出国するとみられ、出発ロビーは大きなスーツケースを持った家族連れなどで賑わいました。

 出国のピークは29日で、4万9300人が海外へ出発します。

 一方、入国のピークは12月23日となっています。

 入国のピークは例年、日本人の帰国が多い1月頭ですが、今シーズンは主に円安の影響で、海外の人たちがクリスマス休暇を日本で過ごす需要が高まり、前倒しになったものとみられています。

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