ゾウのシャンティにまた会える 日本平動物園「骨格標本」を展示 動物園のシンボル的存在として人気に=静岡

静岡市の日本平動物園で、半世紀以上にわたり愛されてきたアジアゾウの「シャンティ」の骨格標本が展示されています。

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12月中旬から展示が始まったのは、2022年5月に死んだアジアゾウのメス「シャンティ」の全身の骨格標本です。標本は、体長約3.5メートル、高さ2.6メートル、重さは500キロ、骨の数は約240個になります。

1970年にインドから日本平動物園にやってきたシャンティは、動物園のシンボル的存在として人気を集め、半世紀以上にわたり市民に愛されてきました。

<静岡市内から訪れた人>
「私が小さい頃からよく来ていたので、その頃にみていたゾウさんかと思うと感慨深いなと思います。日本では、なかなか見られない動物なので、子どもなりに感じてもらえたらいいな」

<日本平動物園 企画係 野田邦洋さん>
「全身骨格標本を見ていただくことで、体のつくりをより学ぶことができる。教育的に学んでいただけたら」

日本平動物園の2023年の年内営業は終了していて、年明けは1月2日から開園します。

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