古江彩佳パリ五輪へ「常にトップ10、序盤に優勝」

お気に入のウェアとともにパリ五輪を目指す(撮影/玉木充)

女子プロゴルファーの古江彩佳が28日、契約するゴルフウェアブランド「VIVA HEART Fine Second」神戸本店の一日店長を務めた。

接客のほか、“パターマット対決”に挑み「なかなかファンの方と話す機会がないので良かったです」と笑顔を見せた。

今季は米ツアー24試合で優勝こそなかったものの、トップ10が8試合。年間レースでは日本勢トップとなる10位につけた。アマチュア時代から愛用するウェアとともにシーズンを戦い抜いた。

一日店長としてオススメのウェアをPR(撮影/玉木充)

「かわいいってのが一番のポイント。試合でもパッとしたカラーを着たい」と蛍光イエローの“勝負服”が特にお気に入りだ。

2024年は「パリ五輪」(女子は8月8日開幕/ル・ゴルフ・ナショナル)出場が大きな目標となる。

五輪代表は世界ランキングに基づくオリンピックゴルフランキングで選出されるが、日本勢の現段階での出場枠は2つ。世界ランク24位の古江は畑岡奈紗(17位)、山下美夢有(19位)に続く3番手に位置する。

「(試合では)常にトップ10以内に入っていく気持ちで。序盤に優勝できたら大きくジャンプできると思うので、そこは目指していきたい」

「パターマットは意外と難しい」(撮影/玉木充)

2021年の東京五輪は3番手で切符を逃した苦い記憶がある。「東京では『自分が頑張った結果、出られる』と言っていた。いざ出られなくなった時に悔しかった思いがあった」と振り返る。

2022年「スコットランド女子オープン」以来となるツアー2勝目へ、シーズン開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(1月19日開幕 フロリダ州・レイクノナG&CC)でスタートダッシュを図る。(編集部・玉木充)

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