津山城跡表門 手作り門松お目見え 市観光協会が2基、迎春準備整う

門松がお目見えし、迎春準備を整えた津山城跡

 津山城跡(鶴山公園、津山市山下)の表門に27日、手作りの門松がお目見えした。縁起のいい植物を飾り付けて華やかに仕上げ、新たな年を迎える準備を整えた。

 門松は高さ2.8メートル、幅1.6メートルで2基設置。市観光協会職員3人が梅、紅白の葉ボタンなど8種類をこもを巻いたたるに入れ、左右のバランスを確かめながら完成させた。松や竹の緑にナンテン、ユズの赤、黄色が鮮やかに映えて迎春ムードを演出している。

 市観光協会は「正月の雰囲気を楽しんでもらい、新鮮な気持ちで新年を迎えてほしい」としている。

 津山城跡では元日、初日の出イベントを開催。午前6時に開門し、同7時11分ごろからの御来光を待つ。温かい甘酒の無料提供、ぜんざい(300円)とコーヒー(100円)の販売があるほか、鶴山館ではかるたやこま、すごろくなどの昔遊びを楽しめる。元日限定の御城印(400円)も売る。入場料は別途必要。

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