社会福祉法人の資金約2900万円を着服 業務上横領の罪で前理事長の男と団体職員の男を起訴=静岡

静岡市の社会福祉法人の資金、約2900万円を着服し横領したとして、前理事長の男と団体職員の男が業務上横領の罪で起訴されました。

12月28日付けで業務上横領の罪で起訴されたのは、社会福祉法人の前理事長の男(43)と団体職員の男(52)です。

起訴状などによりますと2人は共謀し、2022年10月11日から2022年11月25日までの間に、静岡市清水区の社会福祉法人の口座から14回にわたり約2910万円を着服し、横領したとされています。

検察庁は、団体職員の男が社会福祉法人の実質的な経営をしていたと判断しています。

関係者によりますと、前理事長の男は、逮捕後の警察の調べに対して「犯行は団体職員の男の指示だった」と供述していたということです。

検察庁は2人について、2022年10月26日にも社会福祉法人の口座から1500万円を横領したとして、業務上横領の罪で起訴していました。

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