民放競馬記者クラブ賞は小林勝太騎手が受賞…「普段行っていることを次に繋げていきたい」

2023年度の民放競馬記者クラブ賞について、同クラブ(加盟13社)から「民放競馬記者クラブ賞」を小林勝太騎手に授与することが発表された。

●2023年度「民放競馬記者クラブ賞」
小林勝太騎手(美浦・小野次郎厩舎)

関東リーディング31位

受賞理由
今年デビューした小林勝太騎手は、着実に勝利を積み重ね、夏の札幌ではメインレースを制し、全国新人騎手で最初の特別競走勝利を遂げる等、関東新人騎手の中で優れた成績を収めた点が高く評価された。

小林勝太騎手のコメント
「1年目は様々な方のお陰で、多くの馬に乗せていただきました。ただ勝ちきれないレースも多く、勝ったレースも含め全てのレースで学ぶ事が多かったです。減量もありますし、積極的に前の位置でリズムを取って運べるレースをしたいです。特に心に残っているのは9月17日の中山で勝ったシャインフォール。お世話になっている小野先生の馬で勝てました。自厩舎の馬で勝つのに時間がかかった分も嬉しかったです。感覚的に落ち着いて乗れました。勿論勝ちたい気持ちはありますが、よく見ていただいている横山武史騎手からは「考えて次につながる競馬をしなさい」と言われています。普段行っている事を次に繋げていきたいです。返し馬も大切にしています、馬を落ち着かせてから発進させ、自分なりに意識し、馬の状態を感じ取れる様に心掛けています。直近になりますが、有馬記念には震えました。C.ルメール騎手の大外からの騎乗、武豊騎手が勝つドラマ性。どのG1もですが良いですね。G1の頂点に立ちたいです。来年はもっと積極的に、かつ馬とのコンタクトを大事にしたいです。頑張って追います。応援してください」

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