J3最下位に沈んだ北九州、昇降格知る守護神GK田中悠也と契約更新「良い時悪い時を知る選手は自分だけに」

ギラヴァンツ北九州GK田中悠也[写真:©︎J.LEAGUE]

ギラヴァンツ北九州は28日、GK田中悠也(23)と2024シーズンの契約を更新したことを発表した。

市立船橋高校から2019年に北九州へ加入した田中は、今季の明治安田生命J3リーグで9試合に出場。クラブとともにJ2昇格やJ3降格を経験しながら、J通算31試合という成績を残している。

来季も北九州での戦いを選択した守護神は、契約更新に際し、クラブを通じて次のようにコメントしている。

「今シーズンどんなに良くない状況の中でも心強い応援、サポートありがとうございました。来シーズンもギラヴァンツ北九州で闘うことになりました」

「来シーズンで6年目となり個人的に勝負の年と位置付け覚悟を持って臨みます。ギラヴァンツの良い時も悪い時も知っている選手は自分だけになりました」

「今居る選手や来季新しく共に闘う選手にギラヴァンツの歴史や今に至るまでの経緯や背景を伝えて、自分が引っ張り、共に成長していけたらと思います」

「サポーターの皆さんに来シーズンこそ喜びと感動を与えられるチームにします!来シーズンも応援宜しくお願いします!」

また、北九州は併せてトップチームのコーチに、松本山雅FCU-15の監督を務めていた須藤右介氏、昨季はFC琉球のヘッドコーチで2022年以来の復帰となる兼村憲周氏が就任することも発表。さらに、タイのブリーラム・ユナイテッドでフィットネスコーチを務めていた立田岳矢氏のトップチームフィジカルコーチ就任も発表している。

© 株式会社シーソーゲーム